准教授 小池 綾 Associate Professor Ryo Koike
2019年4月より慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科に専任講師として着任し、金属3Dプリンタの関連技術を中心に開発研究を進める小池綾研究室を開設しました。とくに指向性エネルギー堆積法を採用した大型積層装置に関する応用研究を進めているほか、新たな原理に基づく3D造形装置の独自開発も行っています。マシンデザインやアドバンスドマニュファクチャリング演習といったものづくりに関連する授業や、理工学基礎実験などを担当しています。
2021年4月より、世界初の試みとなる高重力場援用3Dプリンタ技術の研究結果を公表しました。3Dプリンタの精度限界と言われる「30μmの壁」を容易に乗り越える超高分解能化と、従来の10倍以上の造形効率を達成する超高効率化を同時に実現する新造形技術をもとに、3Dプリンタ技術に産業革命レベルの躍進をもたらします。
経歴
2012年3月 慶應義塾大学 理工学部 卒業
2013年9月 慶應義塾大学大学院 総合デザイン工学専攻 修士課程修了
2016年3月 慶應義塾大学大学院 総合デザイン工学専攻 後期博士課程修了
2016年4月 慶應義塾大学理工学部 システムデザイン工学科 助教就任
2019年4月 慶應義塾大学理工学部 システムデザイン工学科 専任講師就任
2024年4月 慶應義塾大学理工学部 システムデザイン工学科 准教授就任